エックスサーバーとロリポップ!レンタルサーバーは、どちらもWordPressブログやホームページの運営に利用できる国内レンタルサーバーです。簡単インストールや無料独自SSL、独自ドメイン特典など、共通するサービスも多くあります。
名前をよく見かける2社だけに、「料金が安いのはどっち?」「ブログを長く運営するならどちらがいい?」「表示速度やバックアップに違いはある?」と迷いますよね。
この記事では、エックスサーバーのスタンダードプランとロリポップのハイスピードプランを中心に比較します。料金を優先する場合に選べるロリポップのライト・スタンダードプランにも触れながら、自分に合うサーバーの選び方を紹介します。
エックスサーバーとロリポップの違いは?まずは比較表で確認
エックスサーバーとロリポップには、料金体系やストレージ、バックアップの利用条件などに違いがあります。
主に比べたいポイントは次のとおりです。
- 月額料金と契約期間
- WordPressの始めやすさ
- サーバー容量と性能
- 自動バックアップ
- 独自ドメイン無料特典
- サポート体制
エックスサーバーとロリポップの主な違い
結論からいうと、WordPressブログを長く安定して運営したい人にはエックスサーバー、毎月の料金を抑えたい人や用途に合わせてプランを選びたい人にはロリポップが合いやすいです。
エックスサーバーは、スタンダードプランでも500GBのNVMe SSDを利用でき、14日分の自動バックアップやWordPress簡単移行などが標準で用意されています。契約後に機能不足を感じにくく、本格的なブログや複数サイトの運営にも使いやすい構成です。
ロリポップは、WordPress対応のライトプランを月額330円から利用できます。高速性やバックアップを重視する場合は、LiteSpeedを採用した月額660円からのハイスピードプランを選べます。
安さだけで比べるとロリポップが有利ですが、必要な機能まで含めて選ぶことが大切です。
エックスサーバーとロリポップの比較表
2026年6月28日時点の通常料金と公式プラン情報をもとに、WordPress運営向けの代表的なプランを比較します。
| 比較項目 | エックスサーバー | ロリポップ |
|---|---|---|
| 比較プラン | スタンダード | ハイスピード |
| 通常月額料金 | 990円~1,320円 | 660円~1,430円 |
| 最安になる契約期間 | 36か月 | 36か月 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
| 無料お試し | 10日間 | 10日間 |
| ストレージ | 500GB・NVMe SSD | 700GB・SSD |
| 独自ドメイン設定数 | 無制限 | 無制限 |
| MySQL | 無制限 | 無制限 |
| WordPress | 対応 | 対応 |
| WordPress移行機能 | あり | あり |
| 無料独自SSL | あり | あり |
| 自動バックアップ | 毎日・過去14日分 | ハイスピード以上で無料 |
| 独自ドメイン無料特典 | 条件により最大2個 | 条件により最大2個 |
| 電話サポート | あり | あり |
| 向いている人 | 機能と運営の安心感を重視する人 | 料金とプランの選択肢を重視する人 |
どちらもWordPressブログを運営する基本機能はそろっています。
大きな違いは、エックスサーバーでは14日分の自動バックアップが標準で明示されているのに対し、ロリポップでは無料の自動バックアップがハイスピードプランとエンタープライズプランに限られる点です。
料金の違い
エックスサーバーのスタンダードプランは、通常料金で月額990円からです。契約期間ごとの月額料金は次のように設定されています。
| 契約期間 | エックスサーバー スタンダードプラン |
|---|---|
| 3か月 | 1,320円 |
| 6か月 | 1,210円 |
| 12か月 | 1,100円 |
| 24か月 | 1,045円 |
| 36か月 | 990円 |
ロリポップのハイスピードプランは、月額660円から利用できます。
| 契約期間 | ロリポップ ハイスピード |
|---|---|
| 1か月 | 1,430円 |
| 3か月 | 1,320円 |
| 6か月 | 1,210円 |
| 12か月 | 1,045円 |
| 24か月 | 990円 |
| 36か月 | 660円 |
12か月契約では、エックスサーバーが月額1,100円、ロリポップが月額1,045円となり、差は月55円です。
36か月契約では、エックスサーバーが月額990円、ロリポップが月額660円です。3年間の通常料金を単純計算すると、次のようになります。
| サーバー | 36か月分の通常料金 |
|---|---|
| エックスサーバー | 35,640円 |
| ロリポップ | 23,760円 |
| 差額 | 11,880円 |
長期契約の通常料金を抑えたい場合は、ロリポップのハイスピードプランが選びやすいです。
ただし、エックスサーバーでは期間限定の割引キャンペーンが実施されることがあります。2026年6月28日時点では、2026年7月6日17時まで、12か月以上の契約を対象とした最大30%オフキャンペーンが案内されています。
キャンペーン中のスタンダードプランは、12か月契約が月額880円、24か月契約が月額783円、36か月契約が月額693円です。申込時期によっては、ロリポップとの料金差が小さくなります。
キャンペーン終了後は通常料金に戻るため、更新時の料金まで含めて比べると判断しやすくなります。
安いプランの違い
ロリポップには、ハイスピードより安いWordPress対応プランもあります。
| プラン | 36か月契約の月額料金 | 容量 | WordPress |
|---|---|---|---|
| ライト | 330円 | 350GB | 対応 |
| スタンダード | 605円 | 450GB | 対応 |
| ハイスピード | 660円 | 700GB | 対応 |
小規模なブログを安く始めるなら、ライトプランでもWordPressを利用できます。
ただし、ライトプランとスタンダードプランには、ハイスピードプランで利用できる無料自動バックアップがありません。バックアップ機能や速度、複数サイト運営まで考えると、ハイスピードプランとの料金差はそれほど大きくありません。
月額料金だけを最優先するならライト、機能と料金のバランスを取りたいならハイスピードが候補になります。
サーバー容量の違い
エックスサーバーのスタンダードプランは500GB、ロリポップのハイスピードプランは700GBです。
容量だけを見ると、ロリポップの方が200GB多くなっています。
ただし、一般的な個人ブログでは、画像を大量にアップロードしなければ500GBを使い切るケースは多くありません。数十から数百記事程度のブログなら、どちらも十分な容量があります。
ロリポップの700GBは、ファイル、メール、データベースを合計した容量です。公式料金ページでは、そのうちファイル容量として使用できる上限が650GBと案内されています。
写真サイトや複数のホームページを運営する場合は容量が多いロリポップ、一般的なブログ運営ならどちらを選んでも容量不足は起こりにくいでしょう。
表示速度・サーバー性能の違い
エックスサーバーは、オールNVMe環境とAMD EPYCを採用しています。NVMeは一般的なSSDよりデータの読み書きが速く、WordPressの処理や画像の読み込みを支える仕組みです。
ロリポップのハイスピードプランは、NginxとLiteSpeedを組み合わせたWebサーバーを採用しています。WordPress向けのキャッシュ機能であるLiteSpeed Cacheも利用できます。
それぞれの方向性を簡単にまとめると、次のようになります。
| サーバー | 高速化の主な特徴 |
|---|---|
| エックスサーバー | NVMe SSD、高性能CPU、WordPress向け高速化機能 |
| ロリポップ | LiteSpeed、LiteSpeed Cache、ロリポップ!アクセラレータ |
両社とも公式サイトで表示速度の高さを案内していますが、測定対象や測定期間、サイト構成によって結果は変わります。
サーバー名だけで実際の表示速度が決まるわけではありません。使用するWordPressテーマ、画像サイズ、プラグイン数、キャッシュ設定も表示速度に影響します。
個人ブログや一般的なホームページであれば、エックスサーバーのスタンダードとロリポップのハイスピードは、どちらも高速化を意識したプランです。
WordPress機能の違い
エックスサーバーとロリポップは、どちらもWordPressの簡単インストールと移行機能に対応しています。
エックスサーバーでは、申込時にサーバー契約、独自ドメイン取得、SSL設定、WordPress設置をまとめて行える「WordPressクイックスタート」を利用できます。
すでに別のサーバーでWordPressを運営している場合は、「WordPress簡単移行」から必要な情報を入力して移転できます。
ロリポップも、申込時のWordPress同時インストールと「WordPress簡単引っ越し」を用意しています。簡単引っ越しは、ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズで利用できます。
初心者が新しくブログを作る場合は、どちらも難しいサーバー設定を省いてWordPressを始められます。
自動バックアップの違い
バックアップ機能は、両社の違いが出やすい部分です。
エックスサーバーは、Web・メールデータとMySQLデータベースを毎日自動でバックアップし、過去14日分を保持しています。バックアップデータの取得やデータベースの復元にも対応しています。
ロリポップの無料自動バックアップは、ハイスピードプランとエンタープライズプランが対象です。復元が必要になったときは、ロリポップが保管しているデータの提供を依頼し、利用者自身で復元します。
ただし、ロリポップ公式ページでは、バックアップが作成・更新されたタイミングによっては復旧できない場合があると案内されています。
ロリポップで任意のタイミングからデータを取り出したい場合は、月額440円の「7世代バックアップ」も選べます。
| 比較項目 | エックスサーバー | ロリポップ・ハイスピード |
|---|---|---|
| 自動バックアップ | 標準対応 | 標準対応 |
| 保持期間・世代 | 過去14日分 | 公式ページで固定期間の明記なし |
| データ提供 | 無料 | 無料 |
| 復元 | 管理画面の機能を利用可能 | データ提供後に利用者が対応 |
| 有料オプション | 基本的に不要 | 7世代バックアップあり |
バックアップの分かりやすさや復元のしやすさを重視する人には、エックスサーバーが合いやすいです。
独自ドメイン無料特典の違い
エックスサーバーのスタンダードプランでは、契約期間に応じて独自ドメインを最大2個まで無料で利用できます。
新規契約の場合、12か月契約では1個、24か月以上の契約では2個が無料特典の対象です。サーバー契約を継続して条件を満たしている間は、対象ドメインの更新費用もかかりません。
ロリポップの「ドメインずっと無料」は、ハイスピードまたはエンタープライズを12か月以上契約し、12か月以上の自動更新を設定した新規契約者が対象です。条件を満たすと、独自ドメインを最大2個まで無料で利用できます。
| 比較項目 | エックスサーバー | ロリポップ |
|---|---|---|
| 対象プラン | 全プラン・条件はプラン別 | ハイスピード、エンタープライズ |
| スタンダード相当の無料数 | 最大2個 | 最大2個 |
| 主な条件 | 12か月以上の契約など | 12か月以上の契約・自動更新 |
| 既存ドメインへの適用 | 特典条件による | 新規取得ドメインのみ |
ロリポップは、契約後のプラン変更ではドメイン無料特典を新たに適用できません。ライトプランから始めて、後からハイスピードへ変更する予定がある人は注意が必要です。
サポート体制の違い
エックスサーバーは、メール、電話、チャットで問い合わせできます。
メールは24時間365日受け付けており、電話とチャットは平日の10時から18時までです。
ロリポップもメール、チャット、電話に対応しています。ハイスピードプランでは、メールサポートの回答目安が24時間以内と案内されています。
| サポート | エックスサーバー | ロリポップ・ハイスピード |
|---|---|---|
| メール | 24時間365日受付 | 24時間以内の返信目安 |
| チャット | あり | あり |
| 電話 | 平日10時~18時 | あり |
| マニュアル | あり | あり |
サーバーの設定やWordPressの使い方は、自分で解決できる範囲とサポート対象外になる範囲があります。WordPressテーマや外部プラグインの不具合は、開発元への確認が必要になる場合があります。
使いやすさの違い
エックスサーバーは、サーバー、ドメイン、WordPressを一括で申し込める点が便利です。WordPressブログを初めて開設する人でも、申込画面に沿って進めやすくなっています。
ロリポップは、プランが細かく分かれているため、作りたいサイトに合わせて料金を調整できます。管理画面も長く提供されているサービスらしく、基本的な設定項目がまとめられています。
使いやすさの感じ方には個人差がありますが、選び方は次のようになります。
- 申込時にWordPressまで一括設定したい:エックスサーバー
- 低価格プランから試したい:ロリポップ
- 将来のアクセス増加まで考えて選びたい:エックスサーバーまたはロリポップのハイスピード
- HTMLサイトやメール中心で使いたい:ロリポップのエコノミー
メリット・デメリットの違い
| サーバー | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| エックスサーバー | 14日分の自動バックアップ、WordPress機能が充実、全プランで大容量 | 通常料金はロリポップの格安プランより高い |
| ロリポップ | 月額料金を抑えやすい、プランが豊富、ハイスピードは700GB | 安いプランでは無料自動バックアップが使えない |
| エックスサーバー | 独自ドメインやMySQLを無制限で利用可能 | 最短でも3か月契約 |
| ロリポップ | 1か月契約にも対応 | 短期契約では月額料金が高くなる |
エックスサーバーは、必要な機能が最初からまとまっている点がメリットです。一方で、小さなサイトを安く運営したい人には機能が多すぎることがあります。
ロリポップは、低価格プランから高速プランまで選択肢が多い点がメリットです。ただし、料金を優先して安いプランを選ぶと、バックアップやサーバー構成に差が出ます。
エックスサーバーとロリポップはどっちがおすすめ?目的別に選び方を紹介
どちらがよいかは、サイトの目的や予算によって変わります。
月額料金だけでなく、バックアップ、独自ドメイン、運営するサイト数、将来のアクセス数まで含めて選ぶと決めやすくなります。
エックスサーバーが向いている人
エックスサーバーは、次のような人に向いています。
- WordPressブログを長く運営したい人
- アフィリエイトや事業用サイトを作りたい人
- 自動バックアップを重視する人
- 複数のWordPressサイトを運営したい人
- サーバー選びで機能不足を避けたい人
- アクセス増加に備えたい人
- WordPressの移行や復旧機能を利用したい人
ブログを収益化する場合、アクセスが増えてからサーバーを移すより、最初から必要な機能がそろったプランを選ぶ方が手間を減らせます。
料金差よりも、運営中の安心感やWordPress機能を重視するならエックスサーバーが候補になります。
ロリポップが向いている人
ロリポップは、次のような人に向いています。
- 月額料金を抑えたい人
- 小規模なブログやホームページを作りたい人
- サイトの用途に合わせてプランを選びたい人
- 1か月単位で契約したい人
- LiteSpeedを使いたい人
- 容量の多さを重視する人
- HTMLサイトやメールサーバーとして使いたい人
趣味のブログや店舗の小規模サイトであれば、ライトプランでも始められます。
WordPressの速度や無料バックアップも重視する場合は、ライトやスタンダードではなく、ハイスピードプランが選びやすいです。
料金を重視するならどっち?
料金を最優先するなら、ロリポップです。
WordPress対応のライトプランは、36か月契約で月額330円から利用できます。ハイスピードプランも36か月契約なら月額660円です。
ただし、エックスサーバーのキャンペーン期間中は差が縮まります。2026年6月28日時点では、スタンダードプランの36か月契約が月額693円となっており、ロリポップのハイスピードとの差は月33円です。
申込時のキャンペーン価格だけでなく、次回更新後の通常料金も確認しておくと総額を比べやすくなります。
機能を重視するならどっち?
WordPress運営機能とバックアップを重視するなら、エックスサーバーが選びやすいです。
エックスサーバーでは、過去14日分の自動バックアップ、WordPress簡単移行、WordPressリカバリー、セキュリティ設定などが用意されています。
ロリポップのハイスピードにも、WordPress簡単引っ越し、無料自動バックアップ、LiteSpeed Cacheなどがあります。月額料金を抑えながら必要な機能をそろえたい人には、ロリポップのハイスピードも十分候補になります。
表示速度を重視するならどっち?
表示速度を重視する場合も、エックスサーバーのスタンダードとロリポップのハイスピードが候補です。
エックスサーバーはNVMe環境や高性能CPU、ロリポップはLiteSpeedとキャッシュ機能を採用しています。
公式サイトの速度に関する順位は、調査時期や対象サービス、測定方法が異なるため、単純には比較できません。
速度だけで一方に決めるより、次の項目も合わせて確認する方が現実的です。
- 月額料金
- 自動バックアップ
- 管理画面の操作性
- 独自ドメイン特典
- サポート
- 使用予定のWordPressテーマ
- 運営するサイト数
高速化機能とバックアップをまとめて利用したいならエックスサーバー、LiteSpeedを低価格で使いたいならロリポップのハイスピードが合いやすいです。
初めてWordPressを使うならどっち?
初めてWordPressブログを作る場合は、どちらを選んでも簡単インストールを利用できます。
選び分けるなら、次のようになります。
| 重視すること | 選びやすいサーバー |
|---|---|
| 設定をまとめて済ませたい | エックスサーバー |
| 初期の月額料金を抑えたい | ロリポップ |
| バックアップを重視したい | エックスサーバー |
| 小さなブログから始めたい | ロリポップ |
| 収益化や複数サイトを予定している | エックスサーバー |
| LiteSpeedを使いたい | ロリポップ・ハイスピード |
最初からブログを長く続ける予定なら、エックスサーバーまたはロリポップのハイスピードを選ぶと、後からプランを見直す手間を減らせます。
アフィリエイトブログにはどっち?
アフィリエイトブログには、エックスサーバーがやや選びやすいです。
アフィリエイトでは、記事数や画像が増えたり、複数のサイトを作ったりすることがあります。自動バックアップや移行・復旧機能が標準で用意されている点は、長期運営で役立ちます。
ただし、ロリポップのハイスピードも、独自ドメインとMySQLを無制限で設定でき、700GBの容量があります。通常料金を抑えながら複数ブログを運営したい人には、有力な選択肢です。
収益化できるかどうかは、サーバー名だけでは決まりません。記事の内容、検索需要、更新頻度、サイト設計も大きく影響します。
法人・店舗サイトにはどっち?
一般的な会社案内サイトや店舗サイトなら、どちらでも運営できます。
バックアップや運営機能を重視するならエックスサーバー、毎月の費用を抑えながら高速プランを使いたいならロリポップのハイスピードが候補です。
問い合わせや予約を受け付ける重要なサイトでは、料金だけでなく次の点も見ておく必要があります。
- バックアップから復旧する手順
- 障害・メンテナンス情報
- 電話サポートの受付時間
- メールアドレスの作成数
- SSLやWAFなどのセキュリティ機能
- 制作会社が対応できるサーバーか
大規模な法人サイトや、明確な品質保証が必要な場合は、両社の法人向け上位サービスも比較対象になります。
複数サイトを運営するならどっち?
エックスサーバーのスタンダードとロリポップのハイスピードは、どちらも独自ドメインとMySQLを無制限で設定できます。
そのため、仕様上は複数のWordPressサイトを作れます。
ただし、サイト数が増えるほど、CPUやメモリ、ファイル数、アクセス数の影響が大きくなります。「無制限」は、どれだけ使っても性能制限が起きないという意味ではありません。
複数サイトを本格的に運営する場合は、バックアップの管理がしやすいエックスサーバーが選びやすいです。料金を抑えて複数の小規模サイトを運営するなら、ロリポップのハイスピードも候補になります。
エックスサーバーとロリポップは併用できる?
エックスサーバーとロリポップを別々のサイトで利用することは可能です。
たとえば、メインサイトをエックスサーバー、テストサイトや別事業のサイトをロリポップで運営できます。
一方、同じ独自ドメインの同じWebサイトを、通常の設定で両方のサーバーから同時公開することはできません。DNSでWebサイトの接続先を指定するため、基本的にはどちらか一方を公開先にします。
移転作業中に旧サーバーと新サーバーを一時的に並行契約することはあります。動作確認が終わる前に旧サーバーを解約すると、サイトやメールが利用できなくなる可能性があります。
ロリポップからエックスサーバーへ乗り換えられる?
ロリポップからエックスサーバーへの乗り換えは可能です。
エックスサーバーのWordPress簡単移行を利用すると、移行元URLやWordPressのログイン情報などを入力して移転できます。
移転では、次の順番で進めます。
- エックスサーバーを契約する
- 独自ドメインを追加する
- WordPress簡単移行を実行する
- 移行先でサイトを確認する
- DNSまたはネームサーバーを変更する
- メールを設定する
- 問題がないことを確認してロリポップを解約する
テーマやプラグイン、サイトの構成によっては簡単移行を利用できない場合があります。
エックスサーバーからロリポップへ乗り換えられる?
エックスサーバーからロリポップへの乗り換えも可能です。
ロリポップのWordPress簡単引っ越しは、ライト、スタンダード、ハイスピード、エンタープライズで利用できます。
移転先として選ぶなら、表示速度やバックアップを考えるとハイスピードプランが候補になります。
独自ドメインの移管とサーバー移転は別の手続きです。ドメインを現在の管理会社に残したまま、接続先のサーバーだけをロリポップに変更することもできます。
迷った時の選び方
どちらにするか決められない場合は、次の表を目安にしてください。
| 重視すること | おすすめ |
|---|---|
| 通常料金の安さ | ロリポップ |
| 格安でWordPressを始める | ロリポップ・ライト |
| 高速性と料金のバランス | ロリポップ・ハイスピード |
| 14日分の自動バックアップ | エックスサーバー |
| WordPress運営機能 | エックスサーバー |
| 長期的なブログ運営 | エックスサーバー |
| 1か月単位で契約する | ロリポップ |
| 複数の小規模サイトを安く運営 | ロリポップ・ハイスピード |
| 収益ブログや事業サイト | エックスサーバー |
| 契約前に操作を試す | どちらも10日間無料 |
料金を最優先するならロリポップ、バックアップやWordPress機能を含めた運営のしやすさを優先するならエックスサーバーが選びやすいです。
キャンペーン中に料金差が小さくなっている場合は、通常価格と更新価格も比較して決めるとよいでしょう。
エックスサーバーとロリポップの違いに関するまとめ
- エックスサーバーとロリポップは、どちらもWordPressに対応している
- WordPress運営向けの比較では、エックスサーバーのスタンダードとロリポップのハイスピードが候補になる
- 通常料金を抑えたい人はロリポップを選びやすい
- ロリポップはWordPress対応のライトプランを月額330円から利用できる
- エックスサーバーのスタンダードは500GB、ロリポップのハイスピードは700GB
- エックスサーバーはWeb・メール・MySQLのデータを過去14日分自動保存する
- ロリポップの無料自動バックアップはハイスピードとエンタープライズが対象
- 独自ドメイン無料特典は、どちらも条件を満たせば最大2個
- エックスサーバーはNVMe環境、ロリポップのハイスピードはLiteSpeedを採用している
- どちらもWordPressの簡単インストールと移行機能を利用できる
- アフィリエイトや事業用サイトにはエックスサーバーが合いやすい
- 小規模サイトや料金重視のブログにはロリポップが合いやすい
料金を抑えるならロリポップ、バックアップやWordPress運営機能を重視するならエックスサーバーを軸に選ぶと、自分に合うサーバーを判断しやすくなります。

