エックスサーバーとヘテムルを比較!料金・機能の違いとおすすめはどっち?

エックスサーバーとヘテムルを比較!料金・機能の違いとおすすめはどっち?

エックスサーバーとヘテムルは、どちらもWordPressや企業サイトを運営できる国内レンタルサーバーです。無料独自SSL、自動バックアップ、電話サポートなど、Webサイトの運営に必要な機能が用意されています。

名前だけでは違いが分かりにくく、「料金が安いのはどっち?」「WordPressブログにはどちらが向いている?」「容量やバックアップの違いは?」と迷いますよね。

この記事では、エックスサーバーとヘテムルを料金、容量、表示速度に関わる仕組み、WordPress機能、独自ドメイン特典、バックアップの順に比較します。目的別にどちらを選ぶとよいかも紹介します。

目次

エックスサーバーとヘテムルの違いは?まずは比較表で確認

エックスサーバーとヘテムルを選ぶときは、次の項目を比べると判断しやすくなります。

  • 月額料金と契約期間
  • サーバー容量
  • WordPressの始めやすさ
  • 独自ドメインの費用
  • バックアップと復元料金
  • 複数サイトの管理機能

エックスサーバーとヘテムルの主な違い

結論からいうと、料金とWordPressの始めやすさを重視するならエックスサーバー、大容量や複数サイト・複数FTPアカウントの運用を重視するならヘテムルが選びやすいです。

エックスサーバーのスタンダードプランは、通常料金で月額990円から利用できます。ヘテムルは36か月契約で月額1,430円からです。どちらも初期費用は無料ですが、同じ契約期間で比べると、基本的にはエックスサーバーの方が料金を抑えられます。

一方、ヘテムルはSSD容量が600GBあり、マルチドメインとデータベースを無制限で利用できます。エックスサーバーのスタンダードプランはNVMe SSDが500GBで、こちらもマルチドメインとデータベースは無制限です。

エックスサーバーとヘテムルの比較表

比較項目エックスサーバーヘテムル
比較するプランスタンダード共用サーバーの現行プラン
初期費用0円0円
最安の月額換算通常990円1,430円
12か月契約の月額換算通常1,100円2,255円
サーバー容量500GB・NVMe SSD600GB・オールSSD
マルチドメイン無制限無制限
データベース無制限無制限
転送量無制限無制限
無料独自SSL対応対応
自動バックアップ過去14日分最大14日分
独自ドメイン特典条件を満たすと最大2個無料対象の有料SSL契約中は1証明書につき1個無料
無料お試し10日間15日間
電話サポートありあり
向いている人料金とWordPressの始めやすさを重視する人容量や複数サイト管理を重視する人

料金やキャンペーン、特典の適用条件は変更されることがあります。申し込み時には、それぞれの公式料金ページと特典ページの表示内容を確認してください。

料金の違い

エックスサーバーとヘテムルの通常料金を契約期間ごとに比較すると、次のようになります。

契約期間エックスサーバー・スタンダードヘテムル
3か月月額1,320円・総額3,960円月額2,860円・総額8,580円
6か月月額1,210円・総額7,260円月額2,640円・総額15,840円
12か月月額1,100円・総額13,200円月額2,255円・総額27,060円
24か月月額1,045円・総額25,080円月額2,035円・総額48,840円
36か月月額990円・総額35,640円月額1,430円・総額51,480円

※金額は税込です。

どの契約期間でも、サーバー利用料金だけを見るとエックスサーバーの方が安くなります。12か月契約では総額に13,860円、36か月契約では15,840円の差があります。

エックスサーバーでは、2026年7月6日17時まで最大30%オフキャンペーンが案内されています。スタンダードプランは12か月契約が月額880円、24か月契約が月額783円、36か月契約が月額693円です。ただし、更新時にも同じ割引が続くとは限らないため、通常料金も含めて比べる必要があります。

ヘテムルは36か月契約にすると月額1,430円まで下がりますが、12か月契約では月額2,255円です。短期契約と長期契約の料金差が大きいため、ヘテムルを選ぶ場合は利用予定期間も判断材料になります。

独自ドメイン料金の違い

独自ドメインの維持費まで含めると、エックスサーバーの方が総額を抑えやすくなります。

エックスサーバーのスタンダードプランでは、新規の12か月契約で対象ドメイン1個、24か月以上の契約で対象ドメイン2個が、サーバー契約中は無料になる特典があります。

ヘテムルにも独自ドメイン永久無料特典がありますが、有料の独自SSLを新規契約して支払うことが条件です。無料独自SSLのLet’s Encryptだけを使う場合は、ドメイン永久無料特典の対象にはなりません。

個人ブログや小規模サイトで一般的な無料独自SSLを使う予定なら、エックスサーバーのドメイン特典の方が利用しやすいでしょう。

容量と複数サイト運用の違い

容量は、エックスサーバーのスタンダードプランが500GB、ヘテムルが600GBです。

エックスサーバーは読み書きの速いNVMe SSDを採用し、スタンダード、プレミアム、ビジネスの順に500GB、600GB、700GBが用意されています。

ヘテムルはWeb・データベース領域が400GB、メール領域が200GBで、合計600GBです。データベースとマルチドメインは無制限で、FTPアカウントは50個、メールアドレスも無制限で利用できます。

一般的な個人ブログや企業サイトでは、エックスサーバーの500GBでも十分な場合が多いです。一方、画像やメールを多く保存するサイト、複数の制作者にFTPアカウントを割り当てる運用では、ヘテムルの構成が合いやすくなります。

表示速度に関わる機能の違い

エックスサーバーとヘテムルは、どちらも高速化を意識したサーバー環境を採用しています。

エックスサーバーはNVMe SSD、nginx、サーバーキャッシュ、ブラウザキャッシュ、独自の高速化機能「Xアクセラレータ」などを提供しています。

ヘテムルはWeb・メール・データベースのすべてにSSDを採用し、モジュール版PHPとHTTP/2に対応しています。Webサーバー、メールサーバー、データベースサーバーを分離し、一部の負荷がほかの処理に影響しにくい構成です。

単純に「どちらが必ず速い」とは断定できません。実際の表示速度は、WordPressテーマ、プラグイン、画像容量、キャッシュ設定、アクセス数によっても変わります。

ただし、WordPressブログを手軽に高速化したい人には、専用の高速化機能を管理画面から設定できるエックスサーバーが使いやすいでしょう。複数のWebサイトやメールをまとめて運用する場合は、サーバーを用途別に分離しているヘテムルも候補になります。

WordPressの始めやすさと移行方法の違い

どちらもWordPressの簡単インストールに対応していますが、他社サーバーからの移行方法には違いがあります。

エックスサーバーには、WordPressのインストールや他社サーバーからの移行を補助する機能があります。ドメイン、サーバー、WordPressの設定をまとめて進められるため、初めてブログを作る人にも選びやすいサービスです。

ヘテムルにもWordPressの簡単インストール機能があります。ただし、他サーバーから移転するときは、Webデータやデータベースを利用者が移す手順が基本です。ヘテムルの公式ヘルプでも、FTPによるファイル移動やphpMyAdminによるデータベースのエクスポート・インポートが案内されています。

初めてWordPressを開設する人や、移転作業を簡単に済ませたい人はエックスサーバーの方が始めやすいでしょう。FTPやデータベースの操作に慣れている人なら、ヘテムルでも問題なく移行できます。

バックアップと復元料金の違い

エックスサーバーは、Web・メールデータとMySQLデータベースを毎日バックアップし、過去14日分を保持しています。バックアップデータはサーバーパネルから取得・復元できます。

ヘテムルも自動バックアップに対応しており、最大14日分のデータを保持します。ただし、標準の自動バックアップからデータを取得する場合は、Webサーバー、メールサーバー、データベースのいずれか1回につき5,500円の手数料が必要です。Web・メールは7日前、データベースは14日前までのデータが対象です。

復元のしやすさと追加料金を重視する場合は、エックスサーバーが選びやすいです。ヘテムルを利用する場合は、WordPress用のバックアッププラグインや有料のバックアップオプションも組み合わせると、復旧方法を増やせます。

無料お試し期間の違い

エックスサーバーの無料お試し期間は10日間です。ヘテムルでは15日間の無料お試し期間が案内されています。

管理画面やFTPの操作を確認する時間を長めに取りたい人には、ヘテムルの15日間が便利です。

ただし、無料お試しでは独自ドメイン永久無料特典など、一部の契約特典を利用できない場合があります。本契約へ移行する前に、利用できる機能の範囲を確認しておくと判断しやすくなります。

メリット・デメリットの違い

サーバーメリットデメリット
エックスサーバー月額料金が安い、独自ドメイン特典を利用しやすい、WordPressを始めやすい、NVMe SSDを採用、バックアップを復元しやすいスタンダードの容量はヘテムルより100GB少ない、キャンペーン終了後は通常料金になる
ヘテムル容量が600GB、FTPアカウント50個、メールアドレス無制限、Web・メール・DBの分離構成、無料お試しが15日間短期・年間契約の料金が高い、無料ドメインには有料SSL契約が必要、標準バックアップのデータ取得に手数料がかかる

料金と運営コストではエックスサーバーが有利です。ヘテムルは、容量やアカウント数を生かした複数サイト・制作会社向けの運用に強みがあります。

エックスサーバーとヘテムルはどっちがおすすめ?目的別に選び方を紹介

どちらを選ぶか迷った場合は、料金の安さだけでなく、WordPressの経験、運営するサイト数、データ容量、移転方法を基準にすると決めやすくなります。

エックスサーバーが向いている人

エックスサーバーは、次のような人に向いています。

  • 初めてWordPressブログを作る人
  • サーバー料金を抑えたい人
  • 独自ドメインの維持費も抑えたい人
  • WordPressの移行作業を簡単にしたい人
  • バックアップを管理画面から復元したい人
  • ブログや小規模な企業サイトを運営する人

個人ブログやアフィリエイトサイトでは、500GBの容量を使い切るケースは多くありません。容量差よりも、毎月の料金、ドメイン特典、WordPress機能を重視するならエックスサーバーが合いやすいです。

ヘテムルが向いている人

ヘテムルは、次のような人に向いています。

  • 600GBの容量を使いたい人
  • 複数のWebサイトやメールをまとめて管理する人
  • FTPアカウントを複数の担当者に発行したい人
  • Web制作やサーバー移行の経験がある人
  • Web・メール・データベースの分離構成を重視する人
  • 15日間の無料期間で操作性を確認したい人

デザイン制作会社や複数のクライアントサイトを管理する人にとっては、FTPアカウントを50個作成できる点が便利です。担当者ごとに作業環境を分けたい場合にも利用しやすいでしょう。

料金を重視するならどっち?

料金を重視するなら、エックスサーバーがおすすめです。

12か月契約の通常料金は、エックスサーバーが総額13,200円、ヘテムルが総額27,060円です。1年間で13,860円の差があります。

さらに、エックスサーバーでは条件を満たすと独自ドメインも無料になります。サーバー代とドメイン代を合わせた年間費用を抑えたい人には、エックスサーバーが向いています。

容量を重視するならどっち?

容量を重視するなら、ヘテムルです。

ヘテムルは600GB、エックスサーバーのスタンダードプランは500GBです。画像や動画、メールデータを多く保存する場合は、100GBの差が役立つことがあります。

ただし、通常のWordPressブログでは500GBでも余裕があるケースが多いため、容量だけでヘテムルを選ぶ必要はありません。現在の使用量と今後増えるデータ量を基準に判断すると選びやすくなります。

機能を重視するならどっち?

WordPress関連の機能を重視するならエックスサーバー、FTPやメールを含む複数サイト管理を重視するならヘテムルが合いやすいです。

エックスサーバーはWordPressの開設、移行、高速化、セキュリティ設定を管理画面から進めやすい点が特徴です。ヘテムルはFTPアカウント50個、メールアドレス無制限、マルチドメイン無制限など、制作・管理業務に使いやすい構成です。

初めてWordPressを使うならどっち?

初めてWordPressを使うなら、エックスサーバーの方が始めやすいです。

料金を抑えやすく、ドメイン特典、WordPressのインストール、他社からの移行機能、高速化設定などがまとまっています。

ヘテムルでもWordPressは簡単にインストールできますが、サーバー移転ではFTPやデータベースの操作が必要になる場合があります。初めてサーバーを契約する人よりも、Web制作やサイト管理の経験がある人に向いています。

複数サイトを運営するならどっち?

小規模なブログを複数運営するなら、料金が安いエックスサーバーでも十分対応できます。マルチドメインとデータベースはどちらも無制限です。

一方、制作担当者ごとにFTPアカウントを分けたり、大量の画像やメールを保存したりする場合は、ヘテムルが便利です。

「複数サイトだから必ずヘテムル」ではなく、サイト数に加えて、必要な容量と管理者数を比べることがポイントです。

エックスサーバーとヘテムルは併用できる?

エックスサーバーとヘテムルを別々のサイトで併用することは可能です。

たとえば、メインブログをエックスサーバー、制作案件やメール容量が多いサイトをヘテムルで管理する方法があります。

サーバー移転時に一時的に両方を契約し、旧サーバーを残したまま新サーバーへファイルとデータベースをコピーする方法もあります。ヘテムルへ移転する場合は、公式ヘルプでドメイン設定、メール設定、ファイル移動、データベース移行の手順が案内されています。

ただし、同じ独自ドメインの公開先はDNS設定によって決まります。移転が完了する前に旧サーバーを解約すると、サイトやメールを利用できない期間が発生する可能性があります。

迷ったときの選び方

重視することおすすめ
月額料金を抑えたいエックスサーバー
初めてWordPressを使うエックスサーバー
独自ドメイン代も抑えたいエックスサーバー
WordPressを簡単に移行したいエックスサーバー
容量の多さを重視するヘテムル
FTPアカウントを複数作りたいヘテムル
メールアドレスを多く作りたいヘテムル
無料期間を長く試したいヘテムル
復元時の追加料金を抑えたいエックスサーバー
制作会社や複数担当者で管理するヘテムル

特別な理由がなく、WordPressブログや一般的な企業サイトを始める場合は、エックスサーバーが選びやすいです。

すでにWeb制作の経験があり、600GBの容量やFTPアカウント50個を活用できるなら、ヘテムルも候補になります。

エックスサーバーとヘテムルの比較まとめ

  • エックスサーバーとヘテムルは、どちらもWordPressと無料独自SSLに対応している
  • 月額料金を抑えやすいのはエックスサーバー
  • 12か月契約では、通常料金の総額に13,860円の差がある
  • エックスサーバーのスタンダードプランは500GBのNVMe SSDを利用できる
  • ヘテムルはWeb・データベース400GB、メール200GBの合計600GB
  • マルチドメインとデータベースはどちらも無制限
  • 独自ドメイン特典を利用しやすいのはエックスサーバー
  • ヘテムルの無料ドメイン特典には、対象の有料SSL契約が必要
  • WordPressの開設や移行を簡単に進めたい人にはエックスサーバーが向いている
  • FTPアカウントやメールアドレスを多く使う人にはヘテムルが向いている
  • バックアップ復元時の費用まで含めるとエックスサーバーが使いやすい
  • 無料お試し期間はエックスサーバーが10日間、ヘテムルが15日間

料金、WordPressの始めやすさ、独自ドメイン特典を重視するならエックスサーバー、容量や複数担当者でのサイト管理を重視するならヘテムルを選ぶと判断しやすくなります。

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